このところ自民党スジから6月解散説が出され、ニュースで流されている。
森山国対委員長が記者団に「不信任案が出されれば解散も内閣の一つの選択肢だろう」と述べた。また安倍首相と面会した鈴木宗男元衆院議員が、首相が「あらゆる選択肢、あらゆる行動も頭に入れながら政治の停滞がないよう取り組んでいく」と述べた事を明らかにした。
ハッキリ言って解散に反対だ。
どっち勝つか、負けるか、ではない。
解散を行う政権の勝手が勝ちで、選んだ代表者が勝ってに解任される主権者・国民が負けだからだ。国民に中には、野党だけでなく自公支持者も当然入っている。
憲法は、時の政権が都合の良い時に、いつでも国会議員を解任できるとしているのか?
そんなはずはない。誰が考えてもフェアではない事を、「首相の専権事項」なる言葉を言いふらしているだけに過ぎない。
わずか半年前に、大義のない抜き打ち解散・総選挙をやっておいて、半年でまた、解散…。
疑惑隠し解散・総選挙で生まれた政権が、文書改ざんをしていた事実が選挙後あきらかになった。
公平公正に立つべき選挙に、政権政党に最初から特権が与えられている事態は、誰が考えてもおかしい。憲法解釈の改ざんに等しい。7条解散論+小選挙区制は、強者の独裁への道だ。諸悪の根源は、この写真の人、よく覚えておいて下さい。
7条解散の違憲論