サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

習氏 長期独裁体制 完成へ 

習氏 長期独裁体制 完成へ  主席任期撤廃 憲法改正手続き 国際覇権 野心隠さず
熊日(共同)」の一昨日の見出しです。
 国家主席の任期を2年連続までとしていた憲法規定をなくし、独裁的な長期政権に道を開くものだ。
 日本の政権党も総裁も確か任期2回を3回に変えたけど、憲法を変えようとしているけど、何か同じようなイヤなものを感じてしまう。
 「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」「中華民族の偉大な復興の実現」「社会主義現代化強国の建設」などがスローガンだそうだ。
 一党独裁+個人崇拝… 嫌な感じだ。
 中国には、社会主義を名のってほしくない。マルクスが考えた社会とは真逆だ。社会主義をめざしているとはとてもいえない。
 国内だけならまだしも、中国は経済力、技術力、市場支配など、国際的な影響力を大きくし、米国に並び、さらに上回る規模になりうる面がある。大国だし、これもたいへ心配だ。
 大事なことは、人民の側が、どうあるかだ。
 一国の政治を良くしていく根本は、どんな国でも主権者だ。
 明日は、中国のAI技術を社会・個人の未来を「週刊ダイヤモンド」から紹介したい。
 小さな国の独裁国家も問題ですが、大国にのし上がる一党独裁国家も懸念は大きい。イヤな感じですね。