サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

巡航ミサイル

 古い写真で恐縮です。すみません私です。
おそらく34〜5年前、1980年代前半と思います。20代後半かな…。
 アメリカが核巡航ミサイル「トマホーク」を開発し、世界中に配備される事への反対運動をやっていました。

 民青で青年運動をやっていた頃、トマホークはこんなものだ、と知ってもらうために雑誌を見ながら、仲間とトタンを切り、ベニア板で翼を作り、塗装をして製作。宣伝行動などで展示していました。
 写真は、労働組合が総評の時代で統一メーデー会場に出展した時のもの、3位で賞金をもらった記憶があります。
 その巡航ミサイル
 ついに日本の自衛隊が導入する事になりつつあります。防衛用といいながら、敵地攻撃にも使える射程距離が長いミサイル。周辺国は、気が気じゃないでしょう。逆の立場なら、相手と同じような恐怖感を味あうことに…。
 米国と同じように日本も、ミサイル防衛システムを持ち、同時に攻撃用にミサイルも持とうとします。当然、周辺国、相手国も持とうとするでしょう。際限なき軍拡競争、いわゆる安全保障・抑止力のジレンマです。
 国民は、国家から対手国への恐怖感を煽られながら、防御反応として、攻撃力を持とうとします。強者の論理、「自分が正義、相手が悪い」の論理に囚われます。でも本当は、国民同士が向き合えば、戦争で殺し合う事など愚かなこと、税金のムダづかいをせず、仲良くした方がお互い幸せになれると実感するはずです。ですよね「憲法9条」さん。
 そう、ジョンレノンの「想像してごらん」のように。今日はクリスマスイブ。世界の紛争中の家族に平和が訪れますように。