「サスティナビリティ」考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

北朝鮮の核・ミサイル問題の解決策―伊勢崎賢治さん

 伊勢崎賢治さんは、講演の中で北朝鮮の核ミサイル問題の解決策を提案しています。
能力に難ありの私のまとめですが、番号順で紹介します。
 まず北朝鮮問題の現実を、国際法に基づいて正しく知る事です。私も知らだった。
朝鮮戦争は終わっておらず、双方は休戦協定を結び64年たつ現在も休戦中
②誰と誰の戦争・休戦協定か? ―北朝鮮と国連軍(事実上、米国)
③同じ民族が分断されながら戦争を再開すれば、犠牲を出す当事国は北朝鮮と韓国
北朝鮮が、休戦協定から和平へと進めるために交渉する相手は、韓国でなく米国
⑤米国から通常・核兵器の攻撃にさらされる北朝鮮は、韓国や日本でなく、米国への抑止力として核ミサイルと持ち、米国と交渉しようとしている。
⑥米国が退き、犠牲を払う戦争当事者の韓国と北朝鮮が交渉する本来の構図になれば、北朝鮮は米国向け核ICBMを持つ必要もなくなる。

  ソウルは北朝鮮の通常兵器の十分な射程内にあり抑止力も持ち、韓国軍も圧倒的な近代兵器を持ち抑止力を持つ。米国はもちろん中国も介入を避ける。
 国連軍の中に日本も入っていて、横田基地には国連の旗がたっており、国連軍=米軍の後方支援本部として現在も機能し、日本も組み込まれている。(米朝戦争になったら真っ先に攻撃される)
 事を公平に物事を見れば、かなり納得できます。
 事実を知れば、多くの国民の認識は変わるでしょう。
 問題は知らされず、知らない国民の側でしょう。
 冷戦が終わり、仮想敵のソ連はなくなったのに、米国軍はその構造を持ち続ける。それに日本の歴代政権は、深く迎合している。
 米国の世界戦略は、前方展開です。
 常時、自国から遠い同盟国に臨戦態勢の軍を配備し、いつでも武力介入できる体制を築いている。そして戦後の歴史を見れば、米国は絶えず武力介入しています。
 その前方展開のアジア太平洋の米軍拠点が日本。
 日本政府がやっている事は、沖縄から北海道までの日本国民の安全保障ではなく、米国に自衛隊の指揮権まで売り渡し、アジア・太平洋・中東まで米軍の兵站、補完力としての役割を果たそうとしている。日米共同訓練はそのためのもの。まさに主権なき国家です。