衆院選の最終結果が出るまで時間がかかるので、最高裁裁判官の国民審査について書いておきたい。
法の番人である最高裁の裁判官も内閣が任命するため、時の権力の影響を大きくうける。
裁判官個人が良心に従い独立して判断するのは勇気がいることだ。
人事権を司法行政・権力が握っている。
今回7人が審査を受け過半数の×がつけば解任されるが、過去そんなことは一度もない。
安倍内閣が人選した最高裁裁判官を国民が審査する大事な機会だ。
しかし、報道も少ないし、国民の理解がも弱い。
民主主義の現状を示すものだ。
私、今回、7人のうち、小池、戸倉、山口、大谷、木澤裁判官に×をつけた。
木村草太氏の解説を元に、判断した。
信任した林景一氏は、行政官枠、参院の一票の格差判決で、他の6人と違い、違憲状態の判断を示したからだ。
もう一人、菅野博之氏、参院一の票格差問題で、多くと同様に合憲としたのは問題だか、
沖縄の辺野古の埋め立て承認の取り消し裁判で、違法との意見を示した。
他の案件よりも、少数意見を言うのは勇気がいる気がする。
したがって沖縄では、おそらく相対的に信任が高いだろう。
神保*木村草太-ニュース・コメンタリー ご覧ください。