熊本1区の小選挙区。悩ましい。
どうしよう?
自民党のタカ派・日本会議系の木原稔候補。
希望の松野頼久候補。ちょっと前まで民進党だったのに。
憲法「改正」、安保法制を認める踏み絵を踏んだ。どっちもどっち。
本来なら、野党共闘ができるハズだった。県内の市民と野党はずっと努力してきた。そうなったなら安倍改憲ストップで一致し、木原候補を倒せたと思う。3年前の得票を見ても明らかだ。
ことの発端は、前原代表が民進党を解党して、希望に吸収されたことだ。
この責任は極めて大きい。市連合や他の野党との約束を一方的に破ったからだ。
悪い事に松野氏は、民進党の代表選で前原氏を推し、こんな構図に加担した面がある。また、民進党の両院議員総会で、担保なしの希望「合流」に「立憲」さんも含め「全員」が賛成した。この事もしっかり覚えておくべきことだ。そしてブレず一貫していたのはどこか?とよーく振り返る事だ。
今回の事態は、代議制民主市議とは何か?教えてくれる実例だ。バタバタ、ゴタゴタしているからこそ、そもそもから考える事が大事だ。
有権者は、それぞれ立場も違い多様だ。自分の思いを託せる多用な代表が選ばれてしかるべきだ。
10人選べるなら10人、多様な代表が議会に出て、で、多数党が、或いは連立して政権を構成すればいい。
ところが、1人しか選べない。多くは死票になって、1票が生きない。複数立候補だと、多数が死票になり少数が代表になることも多い。
代議制の矛盾を拡大する1人しか当選しない小選挙区制、これが矛盾を拡大している。
憲法9条改憲に反対は半数以上ある。消費税増税反対も多数だ。原発反対もしかり。なのに、それに反する議員ばかりが議員になり政府を構成する。選挙制度、権力者、強者がルールを作る。情報も操作する。
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1区はそうだ。この人、って候補がいない。
小選挙区は、選びようがないなら比例しか望みがない。
日本会議系の木原氏よりまし…。悩む。しかし…悩む。
数パーセントでも、自分の思いの可能性、、もう少し考えたい。
小選挙区は入れたい人がいないので、小選挙区の票を渡して比例をもらい交換たい。しかし比例の議席は小選挙区の3〜5倍の票が必要。
誰が、こんな選挙制度をつくったのか?振り返ることも今の選択にとって大事だ。もう少し考えよう…