サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

在外米軍過去60年で最少、日本駐留最多

2016年の米軍は、約130万人で過去最少。そのうち19万3442人(15%)が国外に展開し、国別では3万8818人で在日米軍が最多となっている。

 そもそも「前方展開戦略」として、自国外に軍隊を駐留させでいつでも武力介入・戦争が可能な体制を敷いているのは米国だけだろう。米ソ冷戦時代の構造をそのまま残しているのは、産軍複合体が政治に大きく介入しているからだろう。
 だから米軍が相手にしているのは、中東や中米など反撃力のない小国ばかりだ。世界の「警察官」を自任し、世界の多くの人たちに「警察官」の必要性をメディアを通じて信じ込ませている。
 北朝鮮を停戦・戦争状態にある韓国の1・5倍以上の米兵力を平和憲法を持つ日本が受け持ち、米軍駐留経費の7割を負担し、自衛隊が高い米兵器を購入し続けている。米軍への敗戦、占領時代以来、米軍の抑止力が必要と国民に信じ込ませている。
 その役割をいかんなく発揮しているのが北朝鮮だ。敵対関係は、依存関係でもある。
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 懸念していた仕事、結果なんとかうまくいった。.