サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

木村草太教授講演「辺野古問題から考える平和と憲法」

 8月15日は「終戦の日」。しかし大事な日は前日14日、天皇ポツダム宣言を受け入れ無条件降伏すると連合国に通告した日、本来なら同時に、それを国民が知るべきだった。で9月2日、これで初めて停戦合意となった。

 8月15日は、時の支配者、戦争を開始した天皇が、占領後の事も考えて、国内の国民向けに「戦争を終結」したことを記憶させるために発したこと、戦争を終わらせた演出による。
 これは成功していて、なんとなく「終戦」した日と記録・記憶されていて、再発防止にはあまり役にたたない。これほどの犠牲を内外に強いたのに。
 今日は木村草太教授の講演があり、うまくいけば動画アップができると思いビデオカメラと三脚持って出かけた。木村教授に名刺を出して直接お願いしたが、予想とおり不許可でした。
 木村教授の話は、これまで読ん本と動画などに聞いた話がほとんどで、今日、新しい話は
なかった。
 でも、憲法には内閣の行政権に、軍事権の行使が書いてない事や、いわば「辺野古特措法」、住民投票での合意が必要な事など、一般法と憲法の関係など、木村教授から初めて教えられたことは極めて多い。
 質疑の時間帯に「憲法13条根拠の自衛隊合憲には賛意を示しつつ、米軍指揮下にあり、装備・訓練ともに、対外侵略部隊・米軍の補完・一体化の自衛隊の実態に照らせば単純に合憲と言えるのか?」と質問したかったが、他に有用な質問が多くでると思い断念した。

 また今日は「平和ちょうちん行列」の日で、ひさしぶりに参加した。戦前戦中は、戦勝を祝ってのちょうちん行列が行われたそうだから、平和のためのちょうちん行列。発案は山本あやさん。