昨日は小林多喜二の「母」の映画を見て、今日は特攻隊員の「永遠の0」のDVDを観ました。
「永遠の0」を観たり原作の本を読んだ人も多いと思います。
一緒に見た妻は、涙を見せながら「これ反戦映画では…」とぽつり。
原作者が誰かはともあれ感動的ではありました。
共に人が亡くなる話ですが、死に方は、拷問でなぶり殺され死と、爆弾を積んで艦船に突っ込んで瞬間、自爆・爆裂する死。(永遠の0は物語ですが特攻死は多くの事実)
いろいろと「問い」を発したくなりました。ちょっとした夢想です。
問①小林と宮部が入れ替わったとして、小林は特攻として突っ込んでいっただろうか?
宮部は、転向せずに拷問死をえらんだろうか?
問②今の時代に、小林・宮部が生きていたら、同じ場面に直面したとしたらどうしただろうか?
問③今の時代、同じ場面に直面したら、あなたや私はだったら、どうするだろうか?
あの戦争が何だったか?特攻は何だったか?特高はなんだったか?知ろうとすれば知ることができる、私たちから見て。
なんでこんな風な作品が反戦、リベラルな側から生まれないのか? これ問④のつもり。
海外も含め、多大な犠牲の上に、今の時代が成り立っている事を、時に知るべきと思った。日常、特に時代の変わり目に。