サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

空母の護衛、海自

 今日の各紙1面は、米空母カールビンソンと海上自衛隊護衛艦2隻の共同訓練を報道している。
 どっちかと言えば肯定的な雰囲気だ。
 空母と護衛艦の共同訓練といえば当然、空母の護衛にあたる訓練になる。他国攻撃を旨とする他国空母の護衛は、問題であり憲法にも抵触すると思う。
 北朝鮮が一方的に先制攻撃をかけることは、金体制の自滅への道であり、ありえない。
 脅されて強がりのホラを吹くのは弱い方の常だ。戦前の日本軍に見たいに、奇襲攻撃すれ勝機があるとのバカな過信はしない。
 北朝鮮との戦争は、韓国にとって、北朝鮮についで致命的だ。絶対的に反対する。
 韓国人の1/3が住むソウルには、わずか40キロしかない北朝鮮の長距離砲と多連装ロケット弾が届く。死傷者は100万人を超えるだろう。在韓米軍と韓国軍が、それらの強固な陣地をすべて先制攻撃が壊滅するのは極めて困難だ。
 次に日本。もしもの場合北朝鮮側は、自分への攻撃の発進元となる米軍基地を攻撃する動機がある。だが、日本海側にならぶ原発を攻撃されたら日本は壊滅する。使用済み核燃料がたっぷり眠る六ケ所村までやられたら、日本中が福島の避難地域みたいになり、数十年は帰宅困難地域になるだろう。国をすてるしかなくなる。そんな心配は安倍政権はしないし、メディアもほとんど報道しない。
 そんななか安倍政権と九電は、川内原発についで、玄海原発まで再稼働させようとしている。
 同盟国の市民は悲惨な事態になっても米国を無傷だ。人心を操るのは「恐怖」、「恐怖」のじょうずな使い手は常に権力だ。