サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「聖断」虚構と昭和天皇

「聖断」虚構と昭和天皇

「聖断」虚構と昭和天皇

 まだ読み始めです。
 塚本幼稚園での教育勅語教育が話題になって…いる。
 今の日本を語り、未来の日本を語るうえで、特に先のアジア・太平洋戦争の歴史を知る事は土台となると考える。
 この戦争の始まり方、終わり方の責任問題を明らかにすることが大事。
  「聖断」虚構と昭和天皇(纐纈厚著)は、表題のとおり、昭和天皇が戦争を「終わらせた」「平和主義者」だったのか?  史実をあぶりだすものです。
 戦争を始めたのは軍部、終わらせたのは天皇(昭和)的な演出・実演は、敗戦の指導者の保身と、戦利品を受け取る戦勝指導者の共演によるものだろう。
 その関係性が現在もつづいている。
 負けるとわかっているのに、始めた戦争。
 負けが、ハッキリしているのに、ズルズルと戦争を引き延ばし、筆舌に尽くしがたい多大な犠牲を強いて負けた。
 この責任を明らかにすることが大事。