2017「国民春闘白書」データブック(全労連・労働総研)から、国民にほとんど知らされていない問題を紹介します。
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グラフのように、先進各国は賃金が上がっていますが日本は横ばいです。
2000年を基準にして1.4〜5倍に上がっていますが、日本は1.03倍でほとんど変わりません。逆に税金などが上がって生活は悪化しています。
こちらの表。賃金の低迷をよそに、増えているのは大企業の利益と株主への配当です。
賃金はほとんど上がっていないのに、企業の経常利益は約2倍、株主への配当金は5.48倍です。
格差と貧困の広がり。
体を壊すほど働いている人も多いのに、歪んだ経済・社会です。