サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

熊本知事選公開討論会−TPP賛否

  熊本知事選公開討論会が市民会館であった。青年会議所など実行委員会主催。
 蒲島さん、幸山さん、寺内さんが、それぞれ懸命に話されて、いい論議になったと思う。
 しかし、会場の会館ホールに参加者を少なく、知事選の関心は高くないかもしれない。
 でもこれからの日本を左右する、夏の参院選の流れに、大きく影響する大事な選挙だと思う。
 今後、少しづつ紹介していいきたいが、今日は、ちょっと驚いたこれだけに。
 配布された蒲島知事の資料のTPP問題への対応。写真のとおり、3原則が示された。
①「生産者の痛みの最小化」⇒  蒲島知事は、TPPは前提なのだろう
②「強い農林水産業の実現」⇒  TPPで壊滅しようとして、強くとは何?
③「困難というべき状況を中チャンスに変える」⇒  安倍政権がTPPで困難をこれからつくるのに
 これはTPP賛成、推進にほかならない。
 農協関係者の支持を失うことを恐れてのゴマカシに他ならない。
 政治学って、こんな事を研究をする学問なのか? それとも政治学者が政治に応用するとこうなる参考例?
 農協出身が聞いてあきれる。
 そもそもTPP推進は、自民党の明確な公約違反。その自民党の丸抱え知事なので致し方ない。

 ただ、TPPに反対している人で、知事を応援しようと思っている人は、これは真剣に考えるべきことだろう。
 写真は5年前のTPP反対集会のもの。その時の蒲島知事の発言です。政治学者出身知事のTPPゴマカシはここから…。これ緩慢な公約違反でしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=azBS3s55klc#t=123:Movie