サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「安倍政治」のメディア支配

 週刊金曜日、「安倍政治」のメディア支配の表紙を見てつい買ってしまった。(引用・紹介)
 安倍首相、歴代政権の中でもメディア介入は、露骨だったり巧妙だったり効果をあげているようだ。
 最近、TBSの岸井成格氏やテレ朝の古舘キャスターの降板が発表された。いずれも、他の番組に比べ政権批判が鋭かった。
背景に官邸側からの圧力があり、局側が応じたと見られるのは当然だろう。
 メディアが政権チェックし、必要に応じて批判するのは当然のことで、その仕事が極めて弱いのが今の大手メディアの現状だろう。
 官邸側は、菅官房長官が秘書官を使って番組チェックをし、すぐにメールなどで連絡してくるらしい。
 サンケイと読売の岸井批判の全面広告は、官邸スジの思惑とリンクしているのだろう。数千万円といわれる広告費は、どこから出たのか?いろいろと想像せざるを得ない。
 岸井氏と学生時代からのつきあいだいう佐高信氏は、「岸井は安倍晋太郎番でした。そのときのに秘書だったのが安倍晋三がいたんです。どうしようもない秘書だったわけですね。岸井はそれをつぶさに見ていた。〜安倍は岸井に対し屈折した感情があるんでしょう」と語っている。
 「公平に!」と、野党や私たちが言っても1ミリも動かせないが、政権党の自民党が「停波」をチラつかせて「公平に!」言えば、同じ言葉でも、会社側はビビらざるをえない。
 放送法に言う「公平に」は、権力など力で影響力を行使する側に対し、放送側の表現に自由を守るためにある。
 恥ずべきは下の表だ。
 
 特に、しょっちゅうテレビに出て、直接、視聴者に 影響を及ぼしている時事の田崎氏は許せん。どうぞ恥ずべき人の顔を覚えておいて、彼らを見た時には眉につばをつけて下さい。

 そんなヤツが堂々をテレビでものを言う事を許している視聴者・主権者側が、もっと賢くなるり監視を強めることが必要だ。
 年明けから、夏の参院選にかけて、官邸サイドのメディアコントロールは更に巧妙になるにちがいない。
 ダブル選挙⇒衆参圧勝⇒改憲発議の狙いを止めるため、「知る権利」の主体者・国民がメディアリテラシーを高めることが大事。また自らも、積極的に発信していくことが必要だろう。私も微力ながらそのひとつとして2016年も発信しつづけたい。