サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

僕は12月18日に辞める―橋下徹

 橋下徹大阪市長ツイッターです。

僕は12月18日に辞める」―橋下徹大阪市長が明言しました。
 これだけハッキリなので、迷言ではないはず。
 ツイッターへのコメントみれば、
わかりました。12月18日までがまんします」とか「はい、絶対に辞めてください。首を長くして待ってるんです。待望してます。二度と政治の舞台に登場しないでくださいね」と、念おしも強く、なかなか厳しい。
 まー、前言引っくり返しも多い方で、すり替え術はスピンドクター以上、期待しつつも疑いは当然でしょう。

 “橋下さんが政治家をやめる”惜しむ人もいれば、気持ちすっきりの人も多い。口八丁、手八丁に飽きてきた人も多い。
 ただ橋下さんは、先日のデモに対し、「しかも今回の国会前の安保反対のデモたったあれだけの人数で国家の意思が決まるなんて民主主義の否定だ」と言っている。これは全くの勘違いだろう。
 国会前は12万人。だが全国で数十万の人が声をあげた。また世論調査でも反対が多数だし、今国会の成立に反対は7〜8割に上る。賛成よりも圧倒的多数だ。その多数の声が国会に集まり全国での叫びとなった。明確なこの声を聞くのが民主主義だろう。気持ちはわかる。橋下さんは安倍さんの味方だから。
 橋下さんは、自民党が「選挙で勝ったのだから」と言いたいのだろう。しかし師走になろうとする時に、意表をつく解散で、安全保障問題でなくアベノミクス争点を押し出した選挙で勝利した。
 さて、約1億人の有権者の何パーセントが自公政権を支持した? 自民1700万、公明730万票で、1/4程度です。
 それでも圧倒的議席を得る選挙制度、これを提案して政党助成金付きで、強行したのも政権党の自民党です。
 橋下さんは安倍さんと懇意です。安倍さんの応援は当然でしょう。来年あたり、閣僚?とも、疑いたくなります。