自衛隊員の声をひろってみました。−「朝日」(5/15)から引用。
「安保法制について(隊員たち)とてもナーバスになっている」(熊本市の陸自隊員)
「自衛隊の死もあり得る仕事」「不安がないといえばうそになります」 〃
「隊でも意見が真っ二つに分かれている」「他人が死ぬぐらいなら、自分が行く覚悟はある。誰かがやらないといけないという使命感で仕事をしている」(空自幹部隊員)
「(派遣が)決まったら従う。どんな任務も覚悟はできている」(30代海自隊員)
「非現実的だ。そんな能力も装備も、自衛隊にはない」(在外邦人警護・救出や陸上輸送に関し、海外派遣の経験がある陸自幹部)
「現場を知らない官僚や政治家が法を作っている。殺し、殺される血なまぐさい議論を避け、現実離れしている」(駆けつけ警護についてイラクに派遣された経験のある陸自幹部)
「法律が整えば、シーレーン沿岸諸国とも軍事的な協力を深められる。戦争の準備ではなく、地域の安定抑止力強化のための関係強化だ」
「冷戦時代と比べて、今は国防論議が自由にできる。好ましいことだ」(元海自隊員)
「自衛官にとって厳しい時代になる」(元海自隊員)
「法制の見直しが進めば、戦地で殺されたり、殺したりする可能性もある。こんな状況だったら、自分は入隊しなかったかもしれない」
「任務なら危険を顧みずに望むのが自衛官だが、危険は倍増する」(元空自隊員)
「戦場は線を引くように簡単には区別できない。『戦場には行かず後方支援だけ』というのは言葉遊びだ」
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自衛隊員(元)の思いの一端が語られた言葉と思う。
同時に、彼らも含め、これらを推進する政治家や官僚らが、過去の戦争の実態を本当に良く知っているのだろうか?。
自分たちの親やおじいさんたちが「行った」過去の戦争。
ベトナム戦争やイラク、アフガン戦争など。
不正義の戦争を行ったり加担した国はどの国だったのか?。
また、攻撃された弱いものの立場、犠牲になった双方の立場から、理解しているのか?ギモンに思う。
(通夜の席なので、生と死、人について、いろいろ考えています)