福島社民党委員長の参院での発言に自民党が「不適切と認められる言辞があった」と圧力をかけている。
問題とされている福島氏の「安倍内閣が、14本から18本以上の戦争法案を出すと言われている」との発言だ。何が問題なのか?さっぱりわからない。
同じ自民党内閣の長い憲法解釈を、まともな議論もなしに急にかえて、自衛隊が海外で武力行使できるような法律を作ろうとしているのだから「戦争立法」「戦争法案」とズバリ呼ぶことこそふさわしいものはない。本質を突かれて、慌てているのか。
国会議員は、自由な発言で審議をするのが責任でもある。大いに説明すればいい。
どうも安倍政権は、野党だろうがテレビだろうが、気に食わない発言に、いちいち噛み付き、圧力を加えようとしている。
安倍首相は、自分の発言は「表現の自由」と言い逃れしようとしている。どうも立憲主義を、そもそも理解していないし理解するつもりもないようだ。
これはどの党どの国会議員の発言であっても、もっと問題にすべきことだ。やりたい放題、横暴極まる態度だ。
国民、メディアの反撃が必要だ。でないと悪のり、している。