サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

外国諜報活動監視裁判所−スノーデン

 みなさん、そろそろ飽きられたかもしれませんが、今日もスノーデンものです。スミマセン。
 NSAが国内で幅広い監視活動を行える根拠は外国諜報活動監視法だ。その執行を審理する外国諜報活動監視裁判所。この裁判の判決はすべて自動的に最高機密に分類される。
 スノーデン氏が明らかにしたのがこの裁判所の判決文。
 米国随一の電話加入数電万人のベライゾン社に、アメリカと海外とのあいだでの通信、および、市内通話を含む、アメリカ全土の“詳細な通話記録”のすべてを(毎日)NSAに提出するよう命じていた。また裁判所の命令書には、愛国者法第215条により認められるとしている。これは相当な拡大解釈らしい。当然、国家としては、秘密にして誰に知らせない。
 国家権力とはそういうものだ、と思い知らなければならないのは、人権派弁護士出身のオバマ大統領が、「スパイ防止法」を適用して、これまで7人の内部告発者を逮捕しているらしい。これは1917年の法制定からブッシュ政権までの、のべ逮捕者の倍に及んでいる。
 “テロとのたたかい”を理由にこれほど大規模に市民を監視しながら、なぜ
 2012のボストンマラソンの爆弾テロ計画を検知し防ぐことができなかったのか?
 ほかにもクリスマスの日のデトロイト上空での航空機爆破未遂事件、タイムズスクウエア爆破未遂事件、ニューヨークの地下鉄爆破未遂事件も見抜けなかった。
 大規模無差別の監視では、かえって本当のテロリストの動きを察知する妨げになるのではないか。(以上「暴露」より引用)
https://www.youtube.com/watch?v=LPJeeHK6vfY:MOVIE
https://www.youtube.com/watch?v=emz1niy3v_8:MOVIE
https://www.youtube.com/watch?v=fHtKJMwBbIc:MOVIE