袴田事件の関連で思い出しました。私の弾圧経験を紹介しておきましょう。(前にも書きました) 私も… 交通違反以外で警察のお世話に…。
でも、たいした事ではありません。
19か20才の頃、友人と2人で、夕方、電車通りの電報局前で、ポスターを貼ったベニア板の看板を電柱に吊り下げていました。そしたら、いきなりパトーに横づけされ、警官3〜4人がかけよってきました。
今から40年近く前のことで、今とちがいその頃までは、電柱にポスターを吊り下げても問題はなく、警察は見ていても何も言いませんでした。
屋外広告物条例ができたあたりから特に、軽犯罪法違反の拡大解釈などで、日本共産党などの弾圧に利用されるようになりました。
私は、警察がよってきたので、すぐ近くの公衆電話から共産党事務所に電話しました。直ぐに応援部隊がやってきて、しばし押し問答です。
結局、警察が手錠を取り出して、私にかけようとして、パトカーに押し込まれました。サイレンは鳴らされませんでしたが、北署へ到着。当時、北署は木造でした。
北署に連れて行かれて2階へ。友人は別の取り調べ室で、私は広い事務室だったかな。
一応、黙秘権は心得ていましたので、一言も話さず黙秘は通したものの、逮捕時に、免許の提示はしていたので、免許の内容については、頷いて認めてしまい、まずい対処でした。
その後、2〜3時間?警察署の部屋を見渡したり、ついていたテレビを見たりして、ふてくされていました。
そのうち弁護士さんや市議など、応援部隊が北署に抗議にかけつけました。2階にも声も聞こえてえきました。11時頃だったか、釈放、と、あいなりました。今から思えば、貴重な一泊体験は、できずじまい。(でも秘密法ができたので今後ありそう)
警察は弁護士には、「任意同行」だったと説明したようです。しかし、私は、手錠をかけられようとしたんです。タイホです逮捕。
袴田さんは、20以上拘禁され、炎天下に毎日、十数時間も取り調べを受け、事実上の拷問だったと思います。普通の人なら、偽りの自白をするのはムリからぬことです。
私たちが、マンションへなどへのビラ配布、ポスター掲示、ハンドマイク宣伝など、警察の干渉を受けることはザラです。ほかの政党や一般の人には、そんな事はまずありません。
しかし最近、警察は、交通違反の検挙数を目標・ノルマを持ってあげるように、一般の人も、軽微にもならない事で冤罪の嫌疑をかけられ、不当に逮捕されるケースが多くあります。前日の動画もう一度参照下さい。