今日の「朝日」です。金持ちニッポンの貧困化を象徴する現実です。
国保税 差し押さえ９００億円だそうです。
国保世帯は、高齢者や業者や非正規の方々です。低所得者や貧困家庭が多い。
生活苦のために、高すぎる保険料を払えない人も少なくない。
そこに差し押さえが行く。
「朝日」から引用すると、大分の建設作業員−「昨年１０月に保険料の滞納が３０万円になったのを機に市から給料を差し押さえられ、１１月から月約７万円が強制的に引き去られる」−るため、１５万円の給料が８万円しかもらえなかった。
徴収強化・差し押さえを推進しているのは安倍自公政権。
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弱者をたたく。そして、弱者が弱者をたたく構図が見える。
ちょっと前に「生活保護の不正受給が最多」との記事がでた。
昨年で４万件で１９１億円だそうだ。働いて得た収入や年金収入の申告がされなかったのが大半だ。確かに不正はよくない。でも困窮家庭のやりくりための些細な収入だろう。
それよりも、国が不正に不支給している額は、膨大な額だ。不正受給の何倍にものぼるハズだがニュースにならない。生活保護以下生活の人たちが、生活保護世帯を妬む構図がつくられる。
強者はどうか？
株高のため、株主は大儲けを上げている。日本の収益の税率は、２０％⇒１０％に減税されている。欧米の株の税率は３０％以上が当たり前だ。だが日本は、欧米の１／３だ。
それは、法律で保証されている。
弱者に増税、強者に減税。こんな法律をつくる国会議員、をつくる有権者の意識を、つくるのは何？ 誰？
