NHK会長や経営委員やら衛藤首相補佐官の発言やら、最近やたらと暴言がめだちます。
[:W230:right] しかし、これらに対する外国からの批判を、日本への攻撃と受け止める人も少なくないようです。なぜ?
安倍総理が自信過剰になっているのも不思議ではありません。
以前として、内閣支持率5〜6割と高い状態です。
憲法解釈の「最高の責任者は私だ」安倍総理の言葉です。驚くべきことです。
憲法は、第98条で「この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」とし、
第99条で「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」となっています。
安倍総理はこの憲法を真っ向から否定します。外国だったら辞任ものです。
法の支配も法治主義も立憲主義もあったもんじゃない。
安倍総理も橋下市長も、そして私たちも、知るべきは選挙の(意義と)限界です。
有権者の多数が一時的な思いで、よく、間違った判断をするということです。
自民党が政権を失ったり、民主党が政権を失ったりしました。そして現在の自民党もやがて政権を失う日がくるでしょう。
新しいその政権が、安倍政権の解釈改憲に習って、解釈で憲法を変えて、解釈で法律を変えて、籾井NHK会長のように、「左も右」と言いながら自民党を禁止でもしたらどうするのでしょうか?
秘密保護法を悪用して、自民党議員の汚職や個人的弱点を掴んで、国家秘密にふれたとして、逮捕・投獄したらどうするつもりなのでしょうか。
戦前、戦争に反対した共産党員や宗教指導者、学者などが治安維持法で逮捕された歴史を知るべきです。
では「黙って働き 笑って納税」から標語を紹介します。
飾る体に 汚れる心
己の事は 後廻し
まままだ足りない 辛抱努力
この標語は今の日本にもよく当てはまります。生活保護や介護制度の切り捨て、不安定雇用の蔓延、消費税増税などなど際限なくです。金持ちの国民支配の言葉です。
自助、共助、公助 自己責任 公的資金投入 官から民へ 国際競争力