サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「建国」記念の日−国をつくったのは誰?

 昨日、2月11日は、「建国記念の日」とされる日だった。
 一つの参考にしてウィキペディアを見る。さて、国は誰がつくったのか?
 各国の「建国の日」は、植民地からの独立の日だったり、革命や解放記念日だったりが多い。
 しかし日本の場合は、「紀元節」−神様が王として即位したとされる日が建国の日とされる。これは神話に基づくものだ。人間が王様になるにのは、神頼みである。「神格化」が必要だ。
 世界中で神がかりは、部族や民族や国家のはしりとして、国民を従わせるためにどにでもあったものだ。日本では、形骸化しつつあるが21世紀になっても、復活させたがっている人たちがいる。支配のためだ。
 紀元節は、絶対的天皇制の神の国として、自由や民主主義のない侵略戦争国家の精神的支柱だった。
 そんな考えの手助けでアジアへの戦争へとつきすすみ、勝てない米国にまで戦争を仕かけて負けた。
 戦後、新しい憲法も制定され「紀元節」は当然にも廃止された。でも「紀元節」を復活させたい人たちが、同じ日を「建国記念の日」として、昔の考えを国民に徹底させようとしている日だ。
 それを認めない集会に参加した。集会宣言をごらん下さい。

 明日は、講演をされた伊勢崎東京外国語大学教授の話について書きます。