サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

小野俊一医師の講演と「金官」

 今日は「金官」でした。
 会場に着くと背の高いカメラマンさんがビデオ撮影をしていました。
 Oさんです。動画、配信が楽しみです。
 通りがかった若い男性が、飛び入り参加、急にマイク渡されながらも、しっかりアピールしていました。
 つづいて「原発ゼロ・熊本の会」の総会があり参加。
 福島第2原発に勤務していたことのある小野俊一医師の講演を聴きました。
 耳のないウサギ、植物の奇形など、原発事故の影響と見られるものの紹介があり、恐ろしくなりました。
 来年、再来年あたりから、どんな影響が出はじめるのか?キチンとしたモニタリングや検診、疫学調査、そして被害を少なくする対策を、東電や国にとらせる事が必要です。
 小野医師から、3号機の爆発は核爆発(核暴走)だったと説明がありましたので、質問をしました。使用済み核燃料が水素爆発の衝撃や高温の影響で、臨界を超えて核反応したようだ、との答えでした。
 確かに爆発の威力や高温で曲がったような鉄骨などを見れはそう言う気もします。会場では納得しながら、とぼとぼと歩きながら考えると、またギモンも湧いてきました。
 使用済みの核燃料が核反応を起こしたのが、水素爆発よりメインのあの爆発力なら、使用済み燃料プールも破壊され、冷却水はなくなり、飛び散った核燃料も溶け出して、それこそ今頃、膨大な放射能を止められず日本アウトだったと思うのですが?。核反応による中性子線でやられる人もいたと思いますが?
 でも稼働中の原子炉が3月11日に停止したあと、半減期の短い放射性か核種が3月15日に観測(高崎市にあるCTBT放射性核種探知観測所)されてもいるようで…。やっぱりかな…?わからん。検証してほしい。次の事故で、メルトダウン→水素爆発→使用済み核燃料の本格的な核暴走(爆発)でも起きたら、終わり。
 いずれにしても原発は恐ろしい。再稼動をやめさせ、廃炉にさせなければなりません。また、フクイチの汚染水問題、廃炉への処理は、世界中の知恵を集めてでも急がなければなければなりません。


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