7日、熊本県弁護士会の主催で「自衛隊から『国防軍』へ…安倍改憲を問う」と題した講演会がありました。
講師は、東京新聞の論説・編集委員の半田滋さん。
現役のジャーナリスト、どんな話が聞けるか楽しみにで、カメラもって参加しました。しかし残念ながら動画はNO、でもま、理解はしますウウゥ、残念。
半田さんは自衛隊関係の取材歴は20年以上とかで、自衛隊の詳しい内容を聞くことができました。
映し出されたスライドは、ソマリア沖の海賊船。小さなボートに船外機2機がけ、多数のTシャツ海賊さんがのっている。長くない縄ばしごを乗せた海賊船。縄ばしごが届く船しか襲えません。
対応しているのは、日本から出て行っている海上自衛鑑です。あまりにも非対称。
他にインド洋で米艦船やパキスタン海軍に無料で燃料供給をしている自衛隊の給油艦。
先日、ニュースでも流れた、米オスプレイが着艦した自衛隊のヘリ空母。甲板は、オスプレイでも着艦できる強さになっていて、予定していたかのように作られているそうです。
P3C対潜哨戒機が、なんとオーストラリアを飛んで訓練していることなど、自衛隊の米国や他の同盟国との軍事一体化に驚きました。
陸自隊員の装備の写真みて驚きました。ハイテク。ヘルメットの上にはカメラがついていて、胸には生命維持装置がついていて、何かあったらネットで司令部に情報が流れ、いつ、どこでどうなるかモニターされるとの事。はたして人道的なのか?どうなのか?
半田さんは、安倍政権の改憲への危険な動きを解説しました。なるほど私も、自衛隊の今の現状をよく知ることが大事と思いました。今後、装備や訓練など、注視したいと思います。
憲法解釈や法改正より先に、自衛隊の国防軍化がすすんでいる実態がわかりました。
.
弁護士会が憲法・集団的自衛権問題について学習会をしていただくのは大変ありがたい事です。しかも現役の東京新聞の論説委員の話です。半田さんありがとうございました。(動画にしたかった)
.