サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

盗聴問題−スノーデン氏を支援しよう

  独への電話盗聴1日2000万件 欧州に反発広がる
 盗聴めぐり米欧間に亀裂 「冷戦時代」再来と怒り
米、日本大使館も盗聴 政府、米に事実確認要請
盗聴報道 オバマ大統領「どの国の諜報機関も情報集めようと活動」

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 元CIA職員スノーデン氏は、モスクワで足止めを食ったままだが、さまざまな情報が流れてくる。(写真:赤旗7/2)
 オバマ大統領は、言い訳をしない方がよい。場合によっては大統領の知られたくない個人情報があるかもしれないし、。
 ほかの人に、全く知られずに、盗聴、盗撮ができるとしたら、
 他の秘密を知ることができるとしたら、人はどれほど善人でいられるのだろうか? 
 オバマ大統領、あなたはそれができる人なのか?
 胸に手をあて、空を仰いで、亡くなった母の顔を思い、
 あなたの愛娘に目を合わせながら…できるのか? 
 悪のささやき…、「人には知られないのだから…」 、友人や隣人さえ盗聴の対象になり、敵意が芽生える。
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 でも、善人でいようとする人がいた。 スノーデン氏だ。
 良心から、身の安全も失うことも覚悟で、誰もが盗聴されている事を明らかにした。 
 その勇気、良心を支えるべきは、諸国民ひとりひとり。彼が明らかにしなければ、知るべき事実を誰も知ることができなかった。知られたら困るということは悪いことをしているという証拠だ。
 国家対国家、国家対テロリストだけではない。
 国家が市民を、国家指導者が誰かを、盗聴に携わるものが、個人的な誰かの情報を盗むことができる、知られずに。それが国家や強者の論理だ。
 民主社会において、人の認識、マインドを形成に決定的な影響を与える情報獲得と操作者が勝者になる。国家に対する批判勢力や市民活動、環境運動などが第一の盗聴対象。
 日本政府は、日本の大使館が盗聴されても怒りもしない。ならば国民が怒るべきだ。スノーデン氏を守る世論を盛り上げよう。