サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

ジブリのプロデューサー鈴木敏夫さん

 残るのは作品、お金じゃない」−いいですね。ジブリのプロデューサー鈴木さんの言葉です。
 年俸9億ン万円だった日産のゴーン社長やブラック企業とも言われるユニクロの柳井会長に聞かせたい。

 
 「今の時代はどう映るのでしょう?」の問いに、「19世紀は需要と供給のバランスがとれていた。生産者はみんなが必要と思っていたものをつくっていた。20世紀は必要のないものをつくって広告の力で売りまくる時代。この商業主義が世の中をややこしくした。21世紀はその価値観が変わると思う。必要じゃないものはいくら宣伝しても消費者に届かない。もう一度本当に必要なものをつくる時代に戻るんじゃないか。そのプロセスの混乱期が現在…」 
 私もそう思います。多くは過剰です。(一部の人にとっては、餓死しなければならない程不足ですが)
 商品経済社会、自分が使うためでなく、他人が買うために生産する社会。そして廃棄はタダの社会。
 でも、それは地球が許さなくなってくる。捨てることは大きなコスト、の時代ひぇ。できるだけ最小限必要なものを必要なだけつくり、循環させる。