今年の原水禁大会にオリバー・ストーン監督がやってきます。 核兵器廃絶を訴えに来ます。ベトナム戦争の体験者のストーン監督です。
で、私も今年は、「広島大会に行こうかなー」と いう気になってきました。(赤旗)
ちょうど今、ストーン監督の「もうひとつのアメリカ史」のシリーズものを7回目まで観たところです。一般的に知られているアメリカの歴史よりも、その裏側が克明に紹介されてします。
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この作品中で、アメリカが日本への原爆の投下の理由として「戦争を早く終わらせるため」との主張がウソだった事が明らかにされています。
原爆の投下に反対した科学者や軍関係者も少なくなかった。しかしそれは強行された。冷戦を睨んで、ソ連に対し軍事的に優位を誇示するためだった。
また日本側の降伏も、原爆を投下された事が主な理由ではなく、ソ連参戦が理由だった。ソ連は天皇制の維持に反対するだろうとの不安があったからだ。
広島、長崎の悲劇は、十分回避できた。今日に至る核軍拡競争に至る必要性はなかった。
ふりかえってストーン監督は、核兵器の廃絶の必要性を、被爆地日本で内外に訴えたいのだと思う。