「サスティナビリティ」考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

北朝鮮が核実験

 北朝鮮が核実験を行った国連決議違反であり、国際社会に対する暴挙だ。
 まったくケシカラン。「ロケット・ミサイル」技術の開発、これに搭載可能な小型化の核実験だとするなら脅威となる。日本の原発六ヶ所村に打ち込まれたらオシマイだ。
 もっとも技術は国家を選らばない。先に開発した軍事技術を後発の国が開発するのは、時間の問題だ。
 喜んだのは、北朝鮮の指導部だけではないだろう。日本の核武装論者も、「日本も核を」と勢いづくだろう。周辺国が核をどんどん持ち始めるならば、核武装の理由づけは「正当」性を持つことになる。
 先行する核保有・配備国の理由だった「核抑止力」を、北朝鮮も持つ事になり、公平と言えば公平、我も我もと核軍拡競争に走ることは自明だ。
 ニュースを聞いているとおかしく思う事もある。北朝鮮に照準を定めている米国の核ミサイルへの言及がないことだ。しかもそれは、在日米軍保有し、日本の港に寄港する原潜や艦船にも積まれていて、いつでも発射可能だ。北朝鮮の直面してきた恐怖は、想像以上だろう。
 また中国やロシアなど戦勝5カ国の核保有も、さらにイラン・北朝鮮と違って、米国が問題にしないイスラエルやインド、パキスタン核兵器保有も、極めて身勝手な振る舞いとして批判されるべきだ。
 果たして、米国の国民は核戦争をしたいのか?北朝鮮や中国の国民、イラン、イスラエルの国民、日本の国民は核戦争をしたがっているのか?
 自分も家族も戦場に行かないで戦争をしたがっている指導者はいる。しかし、殺し殺されあう戦争をしたがっている国民は、どこの国にもいない。
 そんな諸国民で構成されているのが国家だ。「戦争はしたくない」その意思を示すべきだ。
 「軍事独裁国家は、言う事を聞かない」−それはそうだ。ならば強大な「民主国家」の米国が、米国国民が模範を示しすべきだろう。
 圧倒的な核戦力を段階的に削減するか、核兵器の全面禁止の国際条約を呼びかけて、平等に一発でなくすべきだろう。真っ先に核兵器を開発し、使用し、圧倒的に配備している、米国政府、国民が、まず、その責任をはたすべきだろう。そうなれば世界の賞賛に値する。同時平行で各国国民も核産軍複合体に圧力をかけよう。
 すでに早くから毒ガス使用禁止の国際条約は運用されている。なぜ核でできないのか?
 核攻撃を受けたの国民は、どうすべきなのか? 核戦争を唯一体験した被爆国日本、ここに生まれた国民としては、世界の人々にヒロシマナガサキの惨劇を伝える責任がある。「すべての核をわけ隔てなく廃絶すべきだ」と
 メディアには、見識ある報道とコメントを望みたい。