この世には、2種類の人間しかいない。強者と、弱者。
強者に属する政党・政治家が受け取る「政党助成金(共産党は拒否)」の320億円はそのままに、弱者の生活保護は減らす。政党助成金をやめ軍事費を増やさなければ、保護の切捨て必要ナシ。
昨日の「熊日」です。「生活保護740億円カット」「96%の世帯が受給減」
「朝日」は「防衛費11年ぶり増、生活保護削減」の見出し。
「総額92.6兆円、過去最大」と、安倍内閣の予算案が膨れ上がったことを報道しています。補正入れれば国債発行は48兆円ナリ。
物忘れが激しい日本の大手メディア。去年は、消費税の増税法案を通すため、民主党政権に自公、新聞・テレビ、財界が大合唱をした。思い出してほしい。日本が増税しないと、ギリシャのようになる、破たんする、と盛んに脅しながら増税を強行した。
なのに今年になって、自民政権になった途端に、借金に頼った大型開発や軍事費にバラマキ予算。これに対する大手メディアの批判は皆無。わずか半年、朝日、毎日の「社説」は中身がややおとなしい。読売は恥知らず。バラマキの一方、弱者の生活保護は、予定どおりに削減する。
この恥ずべき報道を、無批判に受け入れている国民も情けない。ほんと残念だ。そしてバッシングは、自分よりも、さらに弱い者に向かう。
☟こんな恥知らずもある。↓↓ 強者の代表☟
安倍首相の政治資金?“キャバクラで政治活動”(2/29日「赤旗」)
山口県の自民党第4選挙区支部⇒ 支部長は安倍晋三総理です。
キャバクラ・スナック・クラブなど飲食店への政治資金の支出が3年間で59回、126万円ほどになるようです。名目は「交際費」「渉外費」。
国民の税金である政党助成金は、同支部に、09年から11年に3550万円も交付されている。助成金は人件費などにあてたとされるが、カネに色はついていない。
これこそニュースです。ワイドショーでやれば、視聴率とれます。報道してほしい…。報道…、しかし…? しない、?、
弱者、主権者の立場にたつメディアとジャーナリストを育成すべし。弱者の代表をもっと国会に送り出すべし。