NHKで「空白の初期被爆」−消えたヨウ素131を追え−やってまして、あらためて国が、国民を守るものではないと思い知らされました。
半減期が8日のヨウ素131の被爆の影響を学者などが調べて、住民の健康に影響がないかどうか調べています。なのに国は、何もしない。
国家の政策で推し進めた原発の事故なのに、健康被害の可能性を小さく扱い、責任をとろうとしない。これが国家の本質です。それは東電や財界や官僚・政治家の利害を優先するためです。
だけど私たちこそ、主権者です。国家に命令する力があります。問題は、その行使です。その出発点として、情報の獲得です。
子たちへの影響が出ないよう、もしくは出た場合に、出ることも予想して、健康診断を行い発見しだい治療に移れるように、国は責任を持つべきです。それを求めるのは主権者です。
放送で出た自治体の首長などは、住民に寄り添い対応していように思えいました。自治体は、まだ住民に近い。
こんな国など愛せない。愛国心に押し付けはお断り。
ならば、主権者を大事にする、愛せる国をつくるしかない。