サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「憲法改正草案」-憲法が主権者に命令

 昨年来、書いています自民党憲法「改正」草案について。
 問題は、まだたくさんありますが、とりあえず今回これで最後です。
 最高法規の位置づけが倒錯です。(上が草案、したが現憲法
 まず九十七条が削除です。「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、−中略− 現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」☛これが削除です。
 102条は極めて問題で、国民が憲法の尊重義務を負い、天皇は免除されている。
 憲法擁護義務から天皇は外され守らなくていい事になっている。
 つまり天皇には国民主権が及ばない元首に祭り上げられている。
 主権者国民☛憲法を作って国家に守らせ☛憲法に違反する法律をつくる事を禁止し☛主権者の基本的人権や幸福権などを実現する。この立憲政治が逆立ちさせられている。
 時代は逆転し、明治憲法時代に逆戻りです。いくらなんでもこれ、国民は受入ないでしょう。 先代の天皇も↓こう言ってますし。

 これ、「改」憲派も知ってますね。

 国民も知ってますよね…。すみません、私も最近しりました。知る努力が足りませんでした。反省☛近く勉強会でも始めようと思っています。近所の方々と。