サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

私立高 非正規教員36%

今日の「朝日」トップに「私立高 非正規教員36%」の見出し。「生徒減、人件費抑制が背景」とある。
 そのー、学校の先生が不安定雇用で、安定的な教育が保障されるのか?ハナハダ疑問。公立が19.7%と言うのも、これまた異常と思う。
 社会全体として、教育は重視しない事を意味している。
 正確な覚えではないが、教育に権利義務の関係は、国家が、子どもに学ぶ権利を保障し、その義務を子どもに自然権のある親(保護者)と行政に要請し、託された要請を直接に担う専門家が教師個人であり、そのため教師にはしかるべき地位と権利・責任が付与されているはず。
 その教師に、責任を果たさせために、学校施設の充実が自治体に要請されている構図と思っている。だから教師の責任と地位、権利は特別のはず。それが公立も私立も不安定雇用であるなら、教育は保障されない事になる。
 国家がムダ使いをよそに、教育におカネをかけたくない事のあらわれでしょう。いまなお経済大国日本、ずっと貿易黒字国だった日本、お金はあるはず。どこにあり、何に使われているかが問題。