サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

豪雨、白川洪水被害の調査

 普段は静かな白川の水の流れです。
渡鹿堰の川の流れ、溢れた事は想像できません。
 堤防がないので、ここから水が溢れ、住宅地を床上までさらしました。
 阿蘇の外輪山の山肌がちこり削られ土砂崩れを起こしました。
 激しい豪雨のだったのは、まちがいないようです。阿蘇の各地に、大きな被害をもたらしました。
 大津町の岩戸温泉の横です。
 護岸が大きくえぐられています。
 温泉を直撃しなくて良かったと思います。

 熊本市内で人命の被害が出なかったのは幸運だったかもしれません。
 龍田陣内は、堤防を濁流が超え、多大な被害をもたらしたところです。
 住民によると、このあたりは元々河原だったようです。住宅の開発をしたこと事態が、その認可を与えた行政にこそ、重大な責任があるようです。
 この地で、再び洪水を心配しながら生活するのは、誰が考えてもできないない事です。元の河原や湧水公園にし、認可の責任をはっきりさせ、住民が望めば移転を保障する事も必要でしょう。
 熊本市大甲橋近く。
 土嚢の高さを測っています。このあたりは堤防の整備中で、これが進めば十分氾濫を防げます。
 どうやらコンクリートから人へ⇒人からコンクリートと、自民党と一緒になって転換した民主党政権
 上流の立野にダム建設をすすめようとしているようです。幸山市長がダム促進を国に申し入れました。
 ダムはかえって危険です。保水力のある治山・治水、田んぼのあぜを高くする、必要なところに遊水地を確保する、河床の掘削、河道の拡幅、堤防の整備、危険な地域からの住居の撤回ほか、様々な対策を講じる事が大事と思います。