中国の盲目の人権活動家-陳光誠氏が軟禁されていたところから逃げ出し、北京の米大使館に保護されているニュースが流れた。
■中国:陳光誠氏の自宅周辺 自称「村人」が100元で監視
■中国:軟禁逃れた活動家、米大使館で保護か
人権弾圧、民主主義の抑圧は、どんな国でも許されない。中国の弾圧のニュースを見るにつけ、過去から現在へとつづく日本共産党への弾圧の歴史を思い起こす。
もっとも今でも、共産党への差別や弾圧はつづいている。思い起こしたので私の弾圧経験を紹介しておきましょう。たいした事ではありませんが。
19か20才の頃、友人と二人で、夕方、電車通りの電報局前でポスターを貼っていた。そしたら、いきなりパトーに横づけされ、警官3〜4人がかけよってきた。
その頃までは、電柱にポスターを吊り下げようが、警察は見ていても何も言わなかった。屋外広告物条例か軽犯罪法ができたあたりから、拡大解釈で共産党の弾圧に利用されるようになった。
警察がよってきたのですぐ公衆電話から共産党事務所に電話、応援部隊がやってきた。しばし、押し問答。
結局、警察が手錠を取り出して、私にかけようとしてパトカーに押し込まれ一路、北署へ。当時は木造の北署。
北署に連れて行かれて2階へ、友人は別の取り調べ室で、私は広い事務室だったかな。
一言も話さず黙秘は通したものの、免許の提示はしていたので、免許のとおり、頷いてしまったのは、まずい対処でした。
そのうち弁護士さんや市議など応援部隊が北署に抗議にかけつけ、声も聞こえた。11時頃だったか、釈放とあいなりました。
警察は弁護士には、「任意同行」だったと説明したようだが、オレは手錠をかけられようとしたんだ。
とにかく、民主主義や人権への抑圧は、どんな国であれ許されない。
中国の人権抑圧の背景には一党独裁があると思う。劉暁波氏の08憲章みたいな民主主義や人権が保障される国なるよう求めたい。だまっておくと、日本だって同じようになりかねない。
私たちの運動も中国やアジア各国などと、民主主義や人権、労働運動、平和、環境運動などの連携が求められると思う。
ちなみに、私のブログも公安や警備警察に監視されているだろうことはご承知おきを。
しかしまったく書かない新聞もある。なぜ?。