サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

工事ミスなど偶然で、首都圏命びろい

 原発再稼動を許さないたたかいの広がりが大事な時期です。昨日の「朝日」の記事に、トンデモナイ事実が書いてあった。
 「朝日」3/8⇒4号機、工事ミスに救われた 震災時の福島第一原発

  事故にあった福島原発の4号機は当時、運転停止中で、使用済み燃料が原子炉の2.8倍も貯蔵プールにあった。
 実は、これがたいそう危なかったようだ。冷却できずに水が蒸発してプールが空になり、核燃料が溶け出して放射能を撒き散らせば、誰も近寄れず、第2原発メルトダウンして、首都圏まで膨大な放射能が飛んできて、首都圏3000万人?の移動が必要になり、政府機能もマヒに陥る可能性があった。
 そうならなった理由が2つある。偶然が2つ重なった
 4号機は大工事中で原子炉ウエルに水を入れていた。予定どおり工事が済めば、水は抜かれるはずだったが、補助器具の設計ミスで工事が遅れ、水をはったままだった。しかも地震後、原子炉ウエルのしきりに隙間ができて、貯めてあった水が流れ貯蔵プールに流れて核燃料を冷却してくれたようだ。
 恐ろしい事態だった。
 しかし現在も危険な事態はつづいている。余震か何かで、燃料プールが崩壊したり、大きな水漏れが起これば同じ事態に陥る。使用済み燃料の取り出しには2年近くもかかるようで、その間、何も起こらないことを祈るだけだ。
 そもそもこんな危険な放射能を、製造して溜め込む原発は早くなくして、放射性物質を取り除く必要がある。再稼動などもってのほかだ。
 さよなら原発3.11集会に、参加しましょう熊本市白川公園、12時。

 ヤバイ!動画をごらん下さいそもそも総研
   テレ朝日