赤狩りをテーマにした映画「真実の瞬間」は1991年頃だったか、封切されて直ぐに見に行った記憶がある。実話、必見です。
売れっ子映画監督デイヴィッドは、弁護士から、自分の名前がブラックリストに載っていると知らされ、「誰かを売る」事を薦められた。それを拒否したデイビッドはFBIにつけまわされる。
やがて彼も「日米活動委員会」の審問会で喚問される。審問会のやり取りは迫力があった。
アメリカでも、どこの国でも、孤独と苦しみの中で、自分の自由と人権のために闘った人々がいた。その結果、いまの民主主義や自由がある。しかし闘わなければ、再び自由は奪われる社会になる事を知るべき。
たたかいこそです。今も。
良い記事です。毎日⇒「橋下市長は職員調査命令撤回を」=ローレンス・レペタ
ローレンスさんは言う。「公権力の乱用からの個人情報の保護は、簡単に実現したわけではない。スロックアワー氏や、パークスさんといった個人の勇気のおかげで米国人は今日、憲法上の権利を享受している。この歴史を考慮すれば、橋下市長の命令は衝撃的だ」
そのとおりだと思う。新聞の論調もやっと最近、変わってきたと思う。密告社会=旧東ドイツや戦前の日本のような社会を許してはならない。