漫画ビッグコミックで「どら コーボク」(作-小路谷純平/画-石川サブロウ)が連載されています。ビッグコミック
喫茶店で12月、1月と2回の連載を読みました。コーボク⇒「公僕」でしょうか。
企業の犯罪を取り締まる労働基準監督官の話が漫画になるなんて…と思いましたが絵もストーリーもいい感じでした。
1月号は、若い新任監督官が、ベテランのどら監督官に、連れまわされながらハンバーガーショップを回ってバーガーを食べ続ける。
そんな中で、ショップの中年店長が体を壊しながら働かされる労基法違反を摘発する話です。
いわゆる「名ばかり管理職」問題を扱ったもので面白かったです。
実際の監督官がどんな仕事をしているかはわかりませんが、漫画の世界でも、違法労働が告発されるのは大変いいことです。これを読んで、少しでも違法労働が違法として問題にされ、なくなるよう願っています。あまりにもヒドイ実態が一般化していますから。
労働基準監督官が実際に、「どら コーボク」のような摘発をした話は聞いたことがありません。監督官が、労働者のための本来の仕事ができるよう改めるべきと思います。