サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

映画-「弁護士 布施辰治」を観ました

 映画-「弁護士 布施辰治」を観てきました。
 旧憲法下で、働く人々や朝鮮、台湾、体制に抵抗する人たちのために、弁護士として頑張った人がいた事は知りませんでした。
 布施辰治が「国民」とかでなく、くりかえし「人類」と言う表現をしていることが目を引きます。

 弁護士法の第一条は「弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現する」と定められているようです。戦前の大日本帝国憲法下の司法制度の反省から新しい日本国憲法に書き込まれた。
 この立場で心底頑張っている弁護士は、どれぐらいる? 
 アメリカの訴訟社会、特に企業の利益追求のためだけの訴訟、日本がTPPに参加すれば、やがて、と言うことになるだろう。東電の原発事故の企業犯罪やサービス残業の企業犯罪、チッソの水銀垂れ流しを知ってて止めなかった国家の犯罪などを追及し、賠償させることこそ司法に求められうことと思う。
 映画・布施辰治CM