サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

なんの写真??

  さて、なんの写真でしょう?
 ある「ホームレス」さんの「ホーム」です。
 昨日、ホームレス支援の行動があり、おにぎりや飲み物を持って、健康状態や困ったことなどを聞いてまわる活動がありました。
 私も集合地点の神水病院には行きましたが、事前の申し込みをしておらず、参加も50人を超え、あぶれてしまって不参加に。(参加のみなさんお疲れ様)
 今日、共産党の益田牧子市議に、昨日のホームレス支援でまわったとき、体の具合が悪い人(70才代)がおり、「毛布をもっていくので車を出して」と言われ、上記・写真の場所に行きました。
 本人さんは留守。昨日らいの☂で、「ホーム」はジトジト。ブルーシートは敷いてあったもののです。…今頃、どうしているでしょう…
 市役所の職員さんも時々まわってきているみたいです。
 東北で「震災」にあった人もたいへん。しかし震災がなくても住む家がない人も身近にたくさんいる。
 これをなんど呼ぶべきか? むかしは、ほどんどなかったので「社会的震災」と呼べるし、派遣労働の導入あたりから急に増えたので「政治災害」と呼べるだろう。
 まわりには、空き家、空き部屋、テナント募集中はいっぱい。売れず余ってあまっている。社会としては、住むところをたくさん作ったのに、住みたい人が住めない社会。一方に富の蓄積、他方に貧困の蓄積、矛盾は解決を求める。恐慌。
 アメリカの貧困層は去年から260万人増え、過去最高の4618万人だそうだ。韓国並みの人口。首都ワシントンには6000人以上のホームレスがいて食料の無料配給に頼っている。世界一の経済大国の米国のワシントン政治がなせる「人災」だろう。
 ブータンは貧しい国だが、ホームレスはいない。キューバも経済封鎖で貧しいがホームレスはいない。