サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

TPP問題⇒食・職・医の安心安全?⇒国民・国の問題

 雨がよくふり、自然の恵みに感謝すべきほど、食料生産に適した国、日本。瑞穂の国の食料自給率が、今やこんな事態です。いまのところ食べ物は大丈夫、でもずっとずっと先まで安心でしょうか?

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 TPP参加であっという間に13%まで低下。あっという間は、数年?十数年? 輸出国は、輸出を止めることもできる。家電製品なら古いままでガマンしよう。場合によっては使えなくてもよい。しかしメシは三度三度、自分も家族も食わなくてはならない。
 関税ゼロで輸入が自由化すれば、コメが安くなり最初は喜ぶだろう。しかし日本の田んぼが壊滅したあとなら、輸出国は、いくらでも値を吊り上げられる。
 遺伝子組み換えも狂牛病残留農薬もポストハーベストもやりたい放題。
 異常気象、旱魃、温暖化、人口70億人。毎年9000万人増えつづけエネルギー消費も食料消費を増え続けている。
 ハラをすかせた時代の記憶は遠くなった。しかし食べ物を分業して他人にゆだねている意味は、たえず思い起こすべきだろう

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 関税はごらんのとおり。開放に次ぐ開放で上記の自給率です。アメリカはもっともっと、と要求。

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 日本の農家は頑張っています。ごらんの通りです。ウチの母親も84才にして、まだ田畑仕事。
 インディアンを追い払い、アボリジニを追い払っって略奪した「新大陸」発見国家が広大な土地をせしめて、現在、輸出攻勢をかけている。アジアを含む多くの国は、先祖伝来、耕し、家族をやしなってきた歴史を持つ。

農水省-自給率資料A  資料B