子育てが終了し、子どもが独立してゆく。 そんな時期、女性には時折 更年期と重なり(もう過ぎているか)ウツ状態に陥ると言われる。
ここ数年、色んな事が重なり「私(純子)、もしかしてウツの入り口?」と思う時がある。「心が沈みかけたかな?」と思ったら、ツレアイや友達に訴えているので、いまんとこ大丈夫か。(アリガタイことです。 感謝してます)
そんな事もあって、「ツレウツ」の映画を観に行きました。
映画の主人公2人は、漫画家とサラリーマン。 ダンナさんがウツになるんだけど、最近、働く人の間で「ウツ」になる人が多いと聞く。仕事に就けない人がいる。
かと思えば、リストラなどで職場の人が減らされる。非正規の人や、パートの人たちも、正社員並の力を要求される。そして、上司からのパワハラ等……
私達が就職したあの頃に比べ、全てにおいて(時間的なもの、経済上の事など)心にユトリがなくなり、常に追いかけられている。そんな状態が今の働く人たちの常態なのかも知れない。
一番心に残ったのは、「頑張らなくていいんだよ」という言葉でした。ツレアイのウツをどうにかせねば……と、ついつい考えがちだけど、それはお互いにとってマイナスになる。と言う事。
また、この映画は「夫婦のありかた」を押し付けがましくなく、フンワリと説きつつ、最後にビシッと決めてくれました。教会でのシーンは、いつもよく聞く「誓いの言葉」なんだけど、「うーーん。そうだ! ホントだよね」と、いつになく心に響きました。
なかなかいい映画だったと思います。お薦めします。