菊池洋一氏の「原発をつくった私が、原発に反対する理由」を読んでいます。元原発メーカーのGEの社員として東海第2原発、福島第一6号機の建設にかかわった人で、反原発運動をしている人です。
原発建設の現場監督をしたような人なので現場サイドの話がよくわかります。
テレビにでてくる模型は単純化されているようですが、省略されているのは配管です。相当な数の相当な距離の配管がひしめきあっているそうで、地震が起これば、ガチャガチャするそうです。ですから福島の事故の時も津波がくる前に配管が破断かひび割れが入っただろうと言っています。さもありなん。
現場を知ってしっている人が原発の危険性を指摘し、その自責に念も含め原発を止めようとする先頭にたっている。研究、設計、施工、現場など同じよな境遇にあった人は多数、その中から、勇気と信念を持って主張する人とそのままの人の分かれ目はどこにあるのだろう?