16日付け「熊日」1面の世論調査(共同通信)の消費税増税「賛成」54%の見出しには、「ムムムッ 」だった。反対は43%。これほど生活が苦しい庶民が増税賛成とはこれいかに?諸外国では、デモ、ストライキ、暴動まで起こっているのに。
テレビ、新聞でこれほど「消費税増税が必要」を繰り返しエライ人が分かりやすく報道すれば、誰でも、そう思ってしまう。(写真のようなスキッとした報道を!-江津湖)
世論調査の問いは、「菅首相が社会保障制度改革と消費税引き上げを含めた税制改革…方針に賛成か反対か」となっている。社会保障制度改革のためなら致し方ない…と思わせる内容だが、現実は⇒いまずっと改悪をし続けています。
読売の世論調査の聞き方はもっとハッキリ。「社会保障の維持と財政再建のための消費税増税に賛成か反対か」との聞かれれば、増税やむなし⇒消費税増税賛成が多くなるのは目に見えている。これも悪意に満ちた題設定のひとつ。財政再建のための庶民消費税増税やるのに、なぜ、もうけている法人税の5%減税なのか?穴埋めはどうするのか?
海江田経産相は今日の熊日で法人税は「5%の引き下げで終わることはない。次へのステップへ…。産業界は税金の引き下げで雇用や投資にお金を回してもらいたい」と述べている。企業は、不況だからそんな事はしません。不況製作所は、給料減らし、税金上げて、節約に節約を強いている大企業と政府でしょ。
海江田さんって、ずっと前にテレ朝に出ていたコメンテーターでしょ。テレビ出身政治家・閣僚。同じ報道・主張をするなら、5局合併して民放1局とNHKだけでこと足りるかも。
おっと、批判ばっかししたらイカンイカン。展望、提案が大事だった。メディアリテラシー、ジャーナリストとの共同、国民がメディアの主人公になること。ネット他、新メディアで国民が主人公の地歩を築く事。