サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

盗みの礼儀

 マツタケをとりにいく帰り道、みかん畑がありました。季節はみかんの季節。のども渇くし、うまそうなみかんに遭遇。失敬しようと言う事にはなります。誰もみていないし…。
 まず、黄色くなっているヤツで、うまそう、だが、しかし、小さいとか、形が悪いとか、売り物にはならないものを、「ありがとうございます」とお礼を言って盗むのが、誰から教えられたか?言わば礼儀としてやってました。
 もう一つ、みかんは皮をむくと臭いがつくので、泥で手をまぶして臭いを消すこと、みかんの皮は藪にすてるか、土に埋めることをしていました。
 
 どうでしょうか?今の子どもたち、節度のある、罪の少ない盗み、子どもなら許される盗みを体験できるでしょうか?。柿どろぼうができない今の子どもたち、そんな子どもたちを、甘叱りができない大人たち…。盗める物が商品しかないなら、そんな体験は出来ない事になる。それは、私としては、子どもも大人も不幸にも思えるがどうでしょうか?