サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

まつたけシリーズ―松尾の坂

 木場の「松尾の坂」は、いわゆるハゲ山でその前後に松林があります。その日は、兄貴につれられて行った。小学校の低学年の頃。
 左側のあまり高くない数本の松の木にところの斜面に入って、兄貴が両手で松葉のかき分けると、7〜8本のマツタケを発見。小ぶりだったが「こんぼし」(当時かさが開いていないものをそう呼んでいた)がまとまって見つかったので興奮したのを覚えている。
 そこは翌年も何本かとれた。マツタケは、同じところに良く生える。その翌年も1本か2本か採れたが、その後毎、年探したが後は採れなかった。
 マツタケを採った場所は「親にも言うな」との言い伝えがある。私も自分で採った場所は誰にも教えていない。ここは兄貴と私だけが知っている場所。しかし今は、山の様子も変わった。非常に残念だ。