サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

“口蹄疫”"水俣病”などで政府交渉


 「いのちとくらしネット」のみなさんや党議員のみんさんと、仁比参院議員、赤嶺衆院議員も同席のもと、激しいやりとりも含め現場の声を思いっきりぶっつけました。時間もかなりオーバーしながらの交渉でした。
 交渉前、農水省前で諫早湾の早期開門を求める「有明訴訟」原告団の座り込みを激励、連帯のあいさつをしました。

 私が特に印象的だったのは、NECの偽装請負問題で当事者の柴田さんが「NECの制服を着てNECの仕事をさせられ、正社員の給料の半分以下しかもらえず、いきなり解雇された不当性を率直に訴えたこと、仁比参院議員が、この問題を国会で追及した時、鳩山が「率直に動いてみたい」と答弁した事などを示し、労働局の直接雇用の推奨に従わないNECに対して、「直接雇用の勧告、企業税の公表に踏み込む時」との指摘は、担当者も真剣に受け止めめざるを得なかったように見えたことでした。
 
 水俣病の救済について私は、5月1日の鳩山首相「お詫び」の言葉も読み上げながら、首相が「償いを全うする」と言うのであれば、水俣病の対象を地域や年代で区別するのをやめ、不知火海沿岸住民の健康調査行って被害者全員の「救済(償い)」をすべきだと求めました。しかし、誠意のある態度はまったく示されなかった。特措法に基づく申請者の不安や混乱もあり、これからもたたかいを必要だと思った。
 口蹄疫の問題は、一定の対策はされているように思った。直接支援には、まだ距離があるようだが…。また、つづきを書きますが、今日はこの辺で。
 以下、各省庁への要請文を紹介しておきます。↓↓
http://www6.ocn.ne.jp/~jcpkm/seisaku/100524seifukousyou.htm