サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

九条の会-“高遠菜穂子イラク報告の衝撃”

 16日夜、くまもと九条の会の主催で、高遠菜穂子さんの「命に国境はない、イラク戦争とはなんだったのか?」講演会に参加しました。イラク戦争の経過や日本とのかかわりなど、映像での生々しい報告でした。

 高遠さんや池田香代子さんらの呼びかけで「イラク戦争の検証を求める」活動が始まったことは極めて大事です。独立した第3者委員会を設置し、「イラク戦争支持の判断」「自衛隊イラク派遣の是非」「イラク復興支援への日本のかかわり」の3点で、結果の公表や必要な被害者支援を行う事を求めています。
 15万人以上がなくなり、罪のない人々をたくさん傷つけ、破壊した戦争を検証し、戦争を引き起おこし、それに加担したものの責任を問い、償いをさせる事は当然の事です。イギリスやオランダでは既に責任追及が始まっています。
 普天間基地との関係でも、海兵隊の基地を提供し、駐留経費や思いやり予算として戦費を出していることは、イラク、アフガンへの侵略戦争に加担し続けている事であり、日々国民の責任が問われる事になります。
 イラクの人たちが、自分たちを殺す米兵を送り出す基地、見た事もない日本の沖縄の基地をどう描いているか?美しいサンゴの囲まれた島とは想像もしないだろう。しかし訓練の現実をみると、想像した以上の現実に、恐怖と怒りに震えるだろう。
 高遠さんがつれて4・25沖縄県民大会に参加したカーシムさん。沖縄にも加害と被害の中で、戦争に反対し続ける力強い流れに連帯を見出してもらえただろうか、ならばまだ救われる。いま日本の国民が、イラク、アフガンと日本の米軍基地の関係をハッキリ自覚にする事がなにより大事だと思う。
 今日は、菊池市で市議選応援のため街宣、暑かった。明日は、諫早湾開門調査求める5・18漁民海上パレードに参加します。