「サスティナビリティ」考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

戦争・外交・歴史

日本人はなぜ、「お上」に弱いのか② 良心的兵役拒否の少なさ

昨日のつづきです。 現代も含め、「国家とは何か?」を、主権者・国民に問わせない、そんな考えを抱かせない。 それが支配者らが戦前・戦後の日本人に蔓延させてきた支配のあり方だったろう。 日本人は、なぜ?「お上」に弱いのか-の著者・安川寿之介氏が紹介…

日本人はなぜ、「お上」に弱いのか

日本人はなぜ、「お上」に弱いのか とのタイトルにひかれて買ってしまった。(高文研・安川寿之介著) 著者は、日本人が「お上」の弱いのは、福澤諭吉と丸山眞男の思想的な流れがあるとする。 福澤諭吉といえば1万円札に使われている人。 学校でも習った「天は…

徴用工問題と閔妃暗殺・柳寛順④

「徴用工の真実」の紹介のつづきです。 1895年10月7日、当時の朝鮮の閔妃(ミンビ)皇后を日本公使の三浦梧楼が王宮に突入して殺した(宮女2人も)。 しかし、三浦らは日本の裁判で全員免訴で無罪になった。日本により韓国の植民地支配のはじまりだ…

徴用工問題と劉連仁さん③

劉連仁さんの話の続きです。著者の早乙女さんが中国に帰った劉さんを訪ねて話を聞いています。 劉さん村は人口600人ぐらいの小さな村。その村で9人が亡くなった(強制連行から帰ってこなかった)そうです。 劉さんが中国に戻ってから、強制連行され帰っ…

徴用工問題と劉連仁さん②

昨日のつづきです。(「徴用工の真実」より紹介) 写真は劉さんが働かされていた北海道昭和鉱業所(廃坑跡)です . 地図の赤線の逃走経路を見れば、劉さんが広い北海道を広範囲に、主に線路ずたいに隠れ家を求めて移動していったことがわかります。1年の大…

「徴用工」問題と劉連仁さん①

戦争が終わったことを知らされず30年近くもジャングルで長く暮らしつづけた元日本兵の横井庄一さんや小野田寛郎の話はみなさんもご存じと思う。 だけど日本の国内で敗戦後13年間も戦争が終わったことを知らないで逃げ回っていた人がいた。しかも寒い北海…

玉川徹コメントへのネット書き込みがヒドイ

テレ朝・モーニングショウの玉川コメントの東スポ記事の配信がり、コメントが悪質と言えるコメントばかりで、頭に来たので番組に応援のコメントを送りました。 headlines.yahoo.co.jp 以下、[::right;plain]「東スポ配信の玉川徹氏の記事を見て、記事はいい…

韓国植民地の歴史と実態

. (写真)第2次日韓協約締結時の日本と韓国の首脳(『画報日本近代の歴史7』から) . . . 8日と今日の「赤旗」に いま振りかえる 植民地支配歴史と実態 脅迫と強圧で実現した「韓国併合」 が掲載されている。 歴史の事実に向かわない報道が続く中で。極…

徴用工・強制労働、あなたの町であった事

「徴用工」を発端とする日韓問題の根源は先の戦争にある。 強制連行・労働は、中国人にも朝鮮の人にも強要した。植民地支配していた朝鮮の人たちを戦時下の「徴用」として動員したが、大半が強制連行であったし、自由を奪われた労働は強制だった。 日本国民…

「慰安婦」合意の非公開内容

2015年の戦後70年の「安倍談話」は、韓国の植民地化を進めた日露戦争を美化し、「子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と述べている。 謝罪する事に被害意識を持っているようだ。 国内向けに反省的な雰…

映画製作-伊藤千代子の生涯

今日は治安維持法犠牲者国賠同盟熊本県本部の総会があり、劇映画「伊藤千代子の生涯」の総映画監督の講演がありました。 私は行けませんでしたがビデオとってもらいましたの動画アップします。 映画が完成したおりには、どうぞご覧ください。 伊藤千代子の生…

古賀茂明さん-政権の危険な””発信”

元経産官僚の子が茂明さんが「赤旗」で安倍政権の歴史修正主義に基づく韓国への対応を批判しています。 日本は、韓国を併合したことを間違いと認めていない事がそもそもの出発点。 植民地支配下で行われた徴用工の問題が広がれば、「日本は反省していない」…

8.15敗戦を考える

8月15日は、「敗戦の日。勝てない無謀な戦争を行って負け、内外の多大な犠牲者を生んだアジア・太平洋戦争。 8.15敗戦を考える講演会があり飯島滋明名古屋大学院教授が講演をされました。 動画にしましたのでご覧ください。 www.youtube.com

8月15日、今日は何の日

例年の事だが、この時期、新聞やテレビで先の戦争の事が語られている。 今日、8月15日は、「二度と戦争をしてはいけない」との誓いを、多くの日本人が思いおこす日だ。 戦争は立場によって、見方や考え方が大きく違ってくる。 日本では「終戦記念日」。 だ…

お山の杉の子

買った本がたまってしまった。 「横田空域(吉田敏治著)」は読んでしまったけどブログに書くには時間かかりそう。 「民主主義の死に方」は読んでいるけど、次にまわして、戦争と平和を考える時期に相応しく、「君は玉音放送を聞いたか(秋山久著)」から紹…

日韓 貿易問題

日韓の貿易問題。 複雑でややこしい話しだが私も少し勉強してみたい。今回、徴用工問題は別に置いておいて、貿易問題だけに。 まず、違う角度の2つの論調を紹介したい。 . ①韓国で燃え盛る「ホワイト国除外」への反日感情、日本はどう振る舞うべきか(真壁昭…

名護屋城博物館⇒ 佐賀にあるそうで、一度、行ってみたいを思います。 豊臣秀吉が朝鮮侵略のために築いた城だそうで、諸国大名ら20万人の兵をあつめたそうだ。 館のコンセプトも秀吉の侵略戦争を明確にしているそうだ。地元と自治体関係者の努力で、歴史の…

韓国大法院判決に思う③

朝鮮人の強制連行・労働につづいて、42年東条内閣は、「華人労務者移入に関する件」を閣議決定し、3万8935人の中国人を連行し、鉱山やダム建設など危険な現場で強制労働をさせた。その間、6830人が犠牲となった。 その現場の一つ986人動員された…

韓国大法院徴用工判決に思う➁

内田雅敏弁護士の「韓国大法院徴用工判決に思う」の続きです。先日はドイツの150万人に補償したことを紹介しました。 ところが日本でも、安倍政権の態度とは違う最高裁の判決が下されています。 朝鮮人と同じように、強制連行・労働された中国人の裁判に…

3.1独立運動

. 韓国の3.1独立運動での報道で、多くは「日本の統治」時代と表現する。「日本の植民地支配」時代の「統治」ではないのか? 3.1独立運動を日本がどのように弾圧したのか、示されない。 . (写真:ウィキペディアより) . 世界中の国で独立、という歴史的…

安倍首相「2島決着」検討−右翼のみなさん、なぜ怒らない?

今日の「熊日」1面です。 安倍首相は「2島決着」検討 4島返還「非現実的」との見出し 安倍首相は明日プーチン大統領と会談を行い、「2島決着」で領土拡大・平和条約を結ぶつもりもあるようだ。 さんざん「北方領土を返せ」と言ってきたのに、どういう事だ…

徴用工−強制連行・労働の証言

徴用工問題に関して言えば、実際、どんなことだったのか? 知る必要があります。強制連行された人、連行し強制労働をさせた人の証言をお聞きください。 生き延びて裁判を行えた人は、辛かったでしょうが、まだよい方でしょう。殺された人は、どうすればいい…

元徴用工訴訟−文大統領発言

徴用工問題に関し、韓国の文大統領のインタビューが論議されている。今朝の「モーニングショウ(テレ朝)で、ゲストも玉川氏などの反発気味のコメント。 しかし、ことの発端である植民地支配という言葉は、番組で一言もでてこない。しかも、これまでずっと。…

徴用工問題-個人の請求権は消滅していない

徴用工問題について、新聞やテレビ、少しリベラル的な解説者も含め、ほとんど日本政府の主張をそのまま繰り返している。 しかし、原告の主張と韓国の裁判所の判断と、日本政府の過去の国会答弁と日本最高裁の判断をみれば、原告ら個人の請求権は消滅していな…

2島返還・平和条約の危うさ

安倍首相の「2島プラスα」方向は、極めて危ない前のめりだ。一番騒ぐべき保守層や右翼総が、ほとんど騒がないことに驚いてしまう。 今回も、プーチン大統領に足元を見られて、ひっくり返される。見苦しい。 国益よりも、自分のレガシーづくりにだけ思いが走…

ちばてつや

先週11/11「赤旗」日曜版にマンガ家のちばてつやさんのインタビューが載っています。 「あしたのジョー」とか「おれは鉄平」とか「のらり松太郎」とか、私もよく読んでいたマンガの作者です。 マンガからは想像できないような戦争体験をされています。 終戦…

徴用工 裁判

韓国の徴用工裁判で、大法院が戦時中の「徴用工」に、新日鉄住金が賠償金を支払うよう命じた。 これに対して、新聞もテレビも盛んに批判的な報道が相次いでいる。 どうもよくわからないというか、スッキリしない。 徴用とはいえ、強制的な連行もあったし、日…

日本軍兵士? 被服・装備

吉田裕著・日本軍兵士の続きです。(以後も引用紹介します) 日本軍兵士の戦場での悲惨な亡くなり方は、ある程度は知られている。 その日本兵士がどんな服装と装備で戦場に向かわせられたか。 軍服--素材が地の厚い毛織物である絨製から綿製に変わったため、…

日本軍兵士? 海没

むかしの暗い戦争の話で申し訳ない。 若い人も若くない人もあまり聞きたがらないと思う。 「時代が違う」と思うかもしれない。 時代は違うが、同じような事を繰り返すことはよくある。 この本は、日本軍の兵士の実際がどうだったか?を兵士の目線から明らか…

日本軍兵士

日本軍兵士(吉田裕著)こんな題名だが、かなり読まれているようだ。 とりあえず、さわりだけ紹介したい。 アジア太平洋戦争の戦死者(自決、餓死、戦病死含む)と民間人の死者は310万人とされる。 その死者は戦争末期の1944年以降で9割近、281万人…